とりもと硝子店のガラスは、硅砂・石灰・ソーダ灰等、10数種類の原料の分析値をもとに正確に計測し、調合しております。
原料の配合により、作業性や強度、輝き、耐熱性、音の響き等が変わります。
透明度を増すためには、原料中に混ざり込んでいる不純物(主に鉄粉)を、いかに取り除くか、が重要になります。自家調合し、1300℃以上の高温で熔かし、仕上げたものを実際に使ってみる事でガラスという素材の性質が、少しずつわかってきました。今後も工夫や改良を 重ね、制作していきます。
手にしてくださった方の暮らしの中で、使っていただいた時に、心のどこかを動かす事が出来れば幸いです。